Patricia Vlieg: 声 ピアノ コンセプト 編曲と音楽監督
Vilma Esquivel: ギター ビデオ編集と総合プロダクション
プログラム
PART 1:
出会い
“人生は出会いの芸術です。”
人生は出会い。そのために、生まれてきます。ーー
新しい経験とは、すべてが出会いであり、冒険であり、未知への第一歩です。その出会いに対し、私たちがいかに真摯に取り組むのかが、その経験の質と結果を左右していきます。出会いが平和への道標になる為に、互いにオープンに接し、互いに感謝し、互いに学び合い、互いに与え合うことが不可欠なのです。
歌 1:
Yo Vengo a Ofrecer mi Corazón – 私の心はここに
(Fito Páez – Argentina)
全てが失われる 誰が言ったの
私の心はここに
どんな争いの中でも
私の心はここに
そんなに簡単じゃない 私は分かっている
そんなにシンプルじゃない 私が思っていたほど
道は長い すぐに出口は見えないけど
心を打ち明ければ いつか見える
どんな人でもこの星に入れる
私の心はここに
そこは永遠に変わらない
私の心はここに
手を取り合い 静かに ゆっくり行く
私があげれるものはあげる
あなたは私に何かを 小さくてもいい
少しでも私の心の傷が癒える何かを
たとえ近くにも遠くにも誰もいなくても
私の心はここに
たとえ世界中で一人になったとしても
私の心はここに
祖国を 希望を 人生を 語り
たわいのない話も 全てが変わっていく事も
分かち合い 進んで行く
全てが失われる 誰が言ったの
それでも 私の心はここに
お互いを真に理解するためには、オープンであることだけでなく、私たちの具体的に抱えている現実、個性、過去の歴史、出身地、そしてそれが私たちにどのような影響を与えたかを認識する必要があります。私の土地を物理的に訪れるに留まらず、感傷的にも訪ねてみてください。互いを理解するためには、様々な角度で、互いに「近づく」必要があります。
歌 2:
Para Comprenderlo – 分かりあうこと
(Ana Lucía Vlieg – Panamá)
分かりあうこと
少し静かにってあなたは言うけど
私は音で出来ているの 忘れたかな
少し静かにってあなたは言うけど
私の声は風に乗って飛んでいくの
少し静かにってあなたは言うけど
私の歌は限界を超えて湧き出てくるの
少し静かにってあなたは言うけど
私の体にこの音が流れていることを忘れている
私はいつもリズムが聴こえる
「アイェ、リピカ、レピカドーレス」って
甲高い声で歌うのが聴こえるところで生まれたの
砂浜で遊び 何度も旅人が
「アイェ、リギア・エレナに行くよ」と
繰り返す場所で生まれた
私の町に来てみて
きっと分かってもらえる
あなたは少し静かにって言うけど
どうして私の歌が夜の静けさをやぶるの
あなたは少し静かにって言うけど
どうして皆が黙ると私の声が高らかに響くの
あなたは少し静かにって言うけど
私にとってこれ以上の瞬間はないの
あなたは少し静かにって言うけど
私の体にはメロディが流れている事を忘れている
だって私は風にハーモニーが流れているところで生まれたの
すてきな詩が鳴り響くところで
幸せのタンボールが鳴る場所へ連れていって
だって私は風で葉がささやくところで生まれたの
さあ タンボール、おだやかに来て
私の町に来てみて
出会いは、未知の可能性を秘めた冒険です。その神秘的な理由を知る者はいません。すべての出会いは大切であり、感謝されるべきものです。
歌 3:
糸
(中島みゆき – 日本)
未知なるものや異なるものに対する恐れや偏見は、しばしば私たちのつながりや学び、感謝することを妨げます。この歌は、私たちの文化の最良の部分を引き出し、多様な表現、歴史、人間経験を敬うことを促してくれます。
歌 4:
Contamíname
(Pedro Guerra – スペイン)
一つになって~Mix with me~
教えて欲しい
遠い砂漠からデーツの木の物語を
あなたの先祖のモスクについてを
ダルブカのリズムを聴かせて
そして本の中に秘められた秘密を教えて
煙を纏うことなく、
あなたの目と踊りで、会いにきてほしい
怒りや悪夢を置き去って、
キスを約束した唇と共に、わたしに会いにきてほしい
一つになって、
私の木の下が、あなたの安らぎの場となって
わたしと一つになって、
私の木の下が、あなたを守るから
あなたをここに連れて来た、鎖の物語を教えて
条約や、旅行者のことも教えてほしい
ドラムのリズムを響かせて
古いものと新しいもの、夫々の声も
煙を纏うことなく、
あなたの目と踊りで、会いにきてほしい
怒りや悪夢を置き去って、
キスを約束した唇と共に、わたしに会いにきてほしい
一つになって、
私の木の下が、あなたの安らぎの場となって
わたしと一つになって、
私の木の下が、あなたを包むから
教えて欲しい
誰も知らない濃緑の川と、ボレロにまつわる、おとぎ話を
踊って欲しい
ブズーキのリズムと、 黒い目を持つ人々と魔法使いのダンスを
煙を纏うことなく、
あなたの目と踊りで、会いにきてほしい
怒りや悪夢を置き去って、
キスを約束した唇と共に、わたしに会いにきてほしい
一つになって、
私の木の下が、あなたの安らぎの場となって
わたしと一つになって、
私の木の下が、あなたを守るから
私たちが互いに近づくと、対話が始まります。さまざまな言語や文化的表現を通じて共通の基盤を見つけることで、理解と結びつきのさまざまな方法を喜び、楽しむことができることに気づきます。
PART II:
対話、発見、共感
次の歌は、自然の賛美をテーマにしたもので、各文化の視点からその美しさを楽しみ、感謝する能力を讃えています。
和歌は、31音節から成る日本の古典詩の形式で、5-7-5-7-7のパターンで構成されています。日本文化では、桜はその儚い美しさを称賛され、人生の無常を表しています。この和歌は、桜の美しさと柔らかな香りを賛美しています。
歌 5:
和歌
(広林先生による詩の歌唱のイラスト付き音声)
(日本)
ラーガまたはラガは、インド古典音楽の基礎要素です。それは即興演奏や作曲のための旋律的枠組みで、特定の音階、モチーフ、感情表現によって特徴付けられます。各ラーガは特定の気分、時間帯、季節に関連しており、複雑で表現力豊かな音楽伝統を形成しています。
歌 6:
モーニング ラーガ
(イラスト付き音声)
(インド)
ベネズエラのトナダは、農村地域で生まれたベネズエラの伝統的なフォーク音楽のジャンルです。メロディックでリリカルな特徴があり、時折、農村コミュニティの生活、文化、闘争を反映しています。
歌 7:
Sabana
(Simón Díaz – ベネズエラ)
次のバジャン「Vaishnav Jan To」は、15世紀の詩人Narsinh Mehtaによって書かれ、マハトマ・ガンジーによって大いに愛された有名なグジャラートの宗教歌です。私たちは、良い人間が培うべき普遍的な価値と美徳について考えます。バジャンは、インドの精神生活の重要な一部であり、宗教祭や家庭での日常礼拝の一環として寺院で歌われます。
歌 8:
Vaishnav Jan Tó
(ゲスト: レカ・ゴーハレ – インド)
各文化における喜びの表現は、素晴らしい発見です。この歌では、出会いの喜びとお互いへの感謝を祝います。アフリカ音楽は、その膨大なリズムの複雑さと多様性、言語的多様性、心に残るメロディー、そしてコール・アンド・レスポンスの歌唱パターンの一般的な使用によって特徴付けられます。この南アフリカの伝統的なズールー語の歌「Ndihamba Nawe」(一緒に行くよ)は、これらの豊かな音楽伝統を具現化し、文化の豊かな精神と深いつながりを体験するよう私たちを招きます。
歌 9:
Ndihamba Nawe
(伝統的な南アフリカ)
(ゲスト: ロルナ・ムテンブワ)
何も永遠ではありません——喜びも悲しみも、その中間の何かも。しかし、どれだけ離れていても、自分のルーツ、故郷、そして人々への愛は、心の中で輝く光として伴うべきです。この歌は、暴力、抑圧、自由や発展の機会の欠如、不平等、気候の困難、飢え、その他の闘争のために国を離れなければならない人々に思いを馳せ、平和のためのポジティブな変化への希望を持ち続ける人々に捧げる歌です。私たちはその希望を共に抱きしめます。
歌 10:
Todo Cambia
(Julio Numhauser /Maciel Nunhauser – チリ)
愛とは、苦しみからの回復力の力として機能します。この愛は、多くの場合、母親や女性によって示され、揺るぎない優しい心で、すべての人のためにより良い生活を守り、養い、求めます。この歌は、明るい未来のために戦っている紛争地域の母親たちに捧げます。
歌 11:
母
(池田大作)
(ゲスト: 森純奈 – 日本)
PART III.
平和の願い
この歌は、ブラジルの軍事独裁時代に書かれたもので、自由を求める叫びであり、権力の乱用によって暴力と抑圧を行うすべての人への警告です。人々を呪い、彼らの声を黙らせようとするすべての試みにもかかわらず、人々の強さと回復力は勝利し、平和が繁栄する新しい日の夜明けとなるでしょう。
歌 12:
A Pesar de Você
(Chico Buarque – ブラジル)
これらの二つの歌は、平和と人権の願いを表現し、行動とコミットメントを呼びかけます。行動における平和と人権は、感情的、知的、内的な幸福と、成長と集団的発展のための具体的な機会を包括します。歌「Ojalá Que Llueva Café」(「コーヒーが降ればいいのに」)は、経済的格差と機会の欠如に対抗する人々のための豊富な資源のイメージを美しく描写し、ドミニカ共和国のメレンゲの活気あるリズムを通して表現しています。
歌 13:
Ojalá Que Llueva Café
(Juan Luis Guerra – ドミニカ共和国)
私たちの平和への願いを具体的な行動に移すには、状況の認識、協力、そして集団的な努力が必要です。この歌は、ポジティブな変化のための重要な力である若者に捧げられます。抑圧、暴力、失望にもかかわらず、自然を保護し、関係を育み、地球を共通の家として互いに気を配り続ける必要があります。
PART IV:
意識、協力、一体感
歌 14:
Coraçao de Studante
(Milton Nascimento) (ブラジル)
I wish to speak of something;
can you guess where it roams?
Perhaps it dwells within our hearts
or glides upon the air.
It may be right here beside us,
closer than we dare to dream;
the leaf of youthful spirit
is the truest name for this love.
新しい葉は 愛のために生まれるの
its path often redirected;
its boyish smile concealed
in countless hidden places.
Yet hope is born anew each day,
a dawn that breaks with promise;
we must nurture the tender buds
so life will grant us blooms and fruit.
その瞬間は削られ
その道はしばしば変更される
少年の笑顔は
無数の隠れた場所に隠されている
しかし、希望は毎日新たに生まれ
約束と共に夜明けが訪れる
私たちはその若い芽を育てなければならない
そうすれば、命は花と果実を与えてくれるHeart of a learner,
we must cherish life’s essence;
we must protect our world;
guard the sanctity of friendship;
scatter joy and dreams along our way;
green sprouts of feeling,
leaves, hearts, youth, and faith.
学生の心よ
人生を大切にして
世界を大切にして
友情を大切にして
喜びと夢を道に散らす
感情の緑の芽
葉、心、青春、そして信仰
PART V.
感謝
人生は、一連の出会いと多様な経験の積み重ねです。さまざまな世代や文化的背景から紡がれるこれらの歌は、多くの彩豊かな織物としての人生という共通のテーマを通じて団結します。これらの歌は、不確実性にもかかわらず、感謝、オープンさ、そして感謝を育むことを私たちに教えてくれます。彼らは、共感、幸福、幸福、成長の機会、そしてすべての人々のための平和をもたらすために、人権を行動に移し続けるよう私たちを鼓舞します。
歌 15:
メドレー:
愛燦燦 (抜粋)
小椋佳 – 日本)
Vida de colores (抜粋)
(Aida Bossa – コロンビア)
Gracias a la Vida – 人生にありがとう
(Violeta Parra – チリ)
人生にありがとう
私にたくさん与えてくれた
音 アルファベット
彼らがいるから私はこうやって考え、明らかな言葉にできる
「母、友達、兄弟、愛する人の魂の旅路を照らす光」
人生にありがとう
私にたくさん与えてくれた
笑い 涙
彼らがいるから幸せと悲しみを区別できる
私の歌を形作る二つの要素
あなたの歌も同じ
そしてみんなの歌も私の歌と同じように
人生にありがとう
人生にありがとう
人生にありがとう